ゼロでなければ可能性は100% 〜劇場版 天元突破グレンラガン/螺巌篇
2009-05-02


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「グレンラガン」は主役ロボがどんどん巨大化するのが特徴ですが、
人間並みの大きさのロボット「ラガン」が、
巨人並みの大きさのグレンと合体して、グレンラガンに。
グレンラガンが戦艦アークグレンと合体してアークグレンガランに。
月とほぼ同じ大きさの機動要塞カテドラル・ラゼンガンと
アークグレンラガンが合体して超銀河グレンラガンに。
そして、意志の力によって銀河系を超える大きさになったのが、
「天元突破グレンラガン」であります。
TVシリーズではそこで終了だったのが、
劇場版ではさらにその上を行く巨大さへ至ります。

それぞれの合体の鍵となるのがドリル。
一番最初のラガンを動かす最初のドリルは、
シモンの掌に収まるほどの小さなコアドリルだった。
それが、最終的には宇宙も時空も超えるまでに至り、
劇場版では∞を象徴する演出がなされています。

思いと願いの力があれば、希望が尽いえることはなく、
仲間達の力を結びつかせ、どこまでも突き進むことができる。
どんなに巨大なものに否定されようと可能性はゼロではない。
それが「グレンラガン/螺巌篇」の素晴らしさではないでしょうか。


中川翔子の歌う今回の主題歌「涙の種、笑顔の花」。
タイトルからして素晴らしい言葉です。
困難な日々に挫けかけ苦しみ切なさの涙を流しても、
それすらも笑顔の花を咲かせるための運命であること。
あるいは、その先に笑顔の花があれば、
そこまでの全ての苦しみから救われること。
まさに、人生でありましょう。

大袈裟ではなく、人生に迷った人はグレンラガンを見て、
「空色デイズ」「happily ever after」そして「続く世界」の歌詞を噛み締めてみよう。
もちろん「涙の種、笑顔の花」も。答えはきっと、そこにある。


「可能性がゼロじゃないなら、俺にとっては100%と同じだ!」

これは、惚れた女の笑顔の花のために力の限りを奮う男の物語。

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