さて、SFCの「第3次スーパーロボット大戦」を手に入れた中学生の僕は、
しばらくの間ゲームと言えばそればかり遊んでいました。
と、いうより高校受験勉強以外はほぼそれに費やしていた。
この「第3次」はマルチシナリオ・マルチエンディングを採用していたため、
30数話のシナリオを何度も繰り返して遊べるようになっていました。
さらに自分なりに攻略データを記録したノートを作成したものです。
(当時はまだインターネットで攻略サイトを検索、なんてほとんどゼロの時代。)
そんな1993年の暮れに「第3次」を入手して間もなく。
高校受験本番の頃、僕の心を賑わすニュースが報じられる。
それが、SFC「スーパーロボット大戦EX」の発売決定。
「第3次」の続編です。
「第3次」に登場したゲームオリジナルのメカ&キャラクター。
それが「第2次」から登場して現在まで人気の高い、
現在では立派に"作品化"した「魔装機神サイバスター」です。
他のアニメ作品とならべても遜色ないカッコよさに、
本当にそんな作品があったのか?と勘違いしたものでした。
そのサイバスターに初めてスポットを当てたのが「EX」。
ガンダムやマジンガーZの御馴染みの面々はやや脇として登場。
それゆえに、SFCスパロボの「第3次」と「第4次」の間を接続する
ストーリーの正史でありながら(一方その頃的な話ではない直系の話)、
当時から外伝的扱いを受けていました。
また、1993年7月の「第3次」から1994年3月25日の「EX」までと、
1年も開かない期間での発売と、ボリュームが少なめの構成である点も、
ややグレードダウンの意味をこめて外伝と呼ばれる所以かと思います。
とはいえ、ISSというシステムやグラフィックの新調など新規のものも多い。
現在ではスパロボの外伝と言えば、
「オリジナルジェネレーション」であったり、「無限のフロンティア」だったり、
ゲームオリジナルキャラクターのみで構成された作品を概ね指してます。
セコメントをする