「もしドラ」 〜本屋で本を探すということ
2011-04-25


「もしドラ」のアニメを見る。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
普段はこういうアニメを見ないけれどもつい観てしまいました。
絵のタッチは特別好みでもないけども悪いわけでもない。

■NHKアニメワールド もしドラ
 [URL]

"こういうアニメ"という言い方は「もしドラ」の成り立ちの関係上、
適当ではないかもしれないけれども、ただ、アニメの方の作風から受ける
第一印象は"こういうアニメ"に近いものだったと思う。
冒頭のナレーションでは「スクールウォーズ」を思い出したけども。

第一話の最初では主人公の女子高生・川島みなみが野球部のマネージャーになるので、
マネージャーについてのガイド本の様なものを探していたところ、
勘違いから運命の本「マネジメント」を手に取る経緯が語られる。

本屋で専門書棚を睨んでいるみなみが、店員に声をかけられ、
「マネージャーとかマネジメントの本が欲しいんです!」と言ったところ、
「マネジメント」という本を出され、中身を確認しない、
いわゆる「タイトル買い」をしてしまうというもの。

もちろんこの「マネジメント」という本こそ経営学者ピーター・ドラッカー著、
単なるビジネス書ではない、金儲けのための本ではないと諸々言われますが、
とにかく高校野球部などのマネージャーはどうすれば良いかと
直接書いているような本ではないわけでした。

親友の指摘を受けて間違いに気づくものの、「似たような言葉よ」とゴリ押し、
大雑把さが良い方向に働き、枕にすることなくきちんと読むのがエライと思う。
読もうと最初から思って買っても読まなくなる人もいるというのにね。


「もしドラ」の直接のお話はおいて置くとして、僕が「ふむ」と思うのは、
この「本屋で本を探している」ということについて。

僕もまだ本屋には行きますが("まだ"と思わず言ってしまう。)、
今は大抵"〇〇についての本"というキーワードがあって探すならば、

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