小さな奇跡
2008-08-31


お祖父ちゃんの四十九日法要が終了しました。
仙台から石巻のお寺に午前10時に集合。

長い長いお経(天台宗)が有難い子守唄となり、
まさに修行とも言える法要が終了した後、
石室にお骨を収めることとなりました。

墓石の下の石室の内部を観るのは私は初めて。
大人1人かがんではいれば一杯の小さな小部屋。
正直なんだか非常に寂しい光景でしたが、
華やかなお墓というのも変なものですか。

家の祭壇も片付けて形見分けも一通り終了。
とりあえずは落ち着いたというところでした。


ところで今回の四十九日には不思議な話があります。

祖父ちゃんの葬儀が終わり遺骨が自宅へ帰った日。
バタバタと片づけもままならぬ頃合に、来訪者がありました。
それは新聞の夕刊を購読しませんかというお誘い。

以前はうちも夕刊を購読していたのですが、
あるとき2紙を購読する様になり、
また毎日夕刊を読んでいた祖父ちゃんも
施設に入所して読まなくなったため夕刊を止めたのです。

そんな思いもあり、初月無料の以降一月だけ、
ということで祖父ちゃんの供養みたいなもので購読することに。

まあ、知らぬこととは言え忙しいところに邪魔な人が現れて、
等と面倒くさく思ったものです。その時は。


しかし、この購読期間を計算したところ、
8月30日までということに気づき驚きました。
8月30日は祖父ちゃんの四十九日。
そしてその期間は遺骨が家にある期間。
つまり祖父ちゃんの魂はまだそこに留まっているという考え。

分かりますか?この意味。
つまり、祖父ちゃんの魂が家にいる間と
夕刊の購読期間がピタリと一致したのです。

これこそ奇跡。宇宙的運命の巡り合わせ。
いや新聞屋もお祖父ちゃんが呼寄せたに違いありません。
なにやら大きな力が働いた様な衝撃が駆け抜けました。


そんな夕刊も終了となり。時は過ぎ行く。
お祖父ちゃん、お休みなさい。
[その他]

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