さて、皆さん準備は良いですか?
7月24日まであと、4日。
7月24日ってなにかあったかな?
ちなみに2011年の7月24日には地デジ完全移行との政府の計画です。
また、芥川龍之介先生のご命日です。
7月上旬にYouTubeより発表されたニュースですが、
リドリー・スコット監督が進行するプロジェクトで、
7月24日に一般ユーザーが撮影してYouTubeにアップロードした映像を繋ぎ、
一本の長編映画にするという計画が打ち出されたのです。
YouTubeの規約に沿ったもので、1本あたりの長さは10分以内程度。
撮影日は2010年の7月24日。
アップロード期限は2010年7月31日まで。
であれば、特に制限はないとのこと。
もちろん、アマチュアOK!
リドリー・スコットはメガホンを撮るわけではなく、監督をするのは
2006年にフォレスト・ウィテカーがアカデミー主演男優賞を獲得した
「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド監督。
タイトルは「ライフ イン ア デイ」。
詳細は以下のページで案内されています。
↓
http://www.youtube.com/lifeinaday
さてさて、これはどんな作品になるんでしょうか。
素人さんの撮った作品とはいえ、中にはすんごいのがあるのでしょうね。
奇を衒ったものにするのか、いつもの何気ない日常を切取るのか。
でも編集する方が大変かもしれない。
なんとなく、この地球で同じ日を生きている人達がいる、
というテーマがあるようですが、これは難しい。
複数のエピソードで構成するというと、類似の作品もないこともありません。
ジム・ジャームッシュの「ナイト・オンザ・プラネット」
18人の監督による「パリ、ジュテーム」
15人の監督が同じテーマの10分の短篇を集めた「10ミニッツオールダー」
リドリー・スコットも「それでも生きる子供たちへ」の一篇を、
娘のジョーダン・スコットとともに手掛けています。
人間って、人生って素晴らしい。
あるいは、地球は愛に溢れている。
はたまた、これが世界の現実なのだ。
どれもテーマとしてはありふれています。
どのように新鮮さを打出し、どのように考えさせてくれるか。
今から非常に楽しみな映画です。
いやいや、楽しみにしてばかりいないで、自分でも参加してみてください。
記念受験みたいなつもりでアップロードしても良いと思います。
アップしなくとも、作品を作るつもりの視点で日常を眺めるのも良いと思います。
いつもの日常がほんの少しドラマチックに映って見えるかも?
映画は2011年1月の独立系映画・低予算映画の祭典サンダンス映画祭で
プレミア上映される上に、映像作成者はしっかりクレジットされ、
うち20人は映画祭に招待!是非、日本からも選出されて欲しいですなー。
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