数多くのロボットアニメが1つのゲームの中で共演する作品、
バンプレスト、バンダイナムコゲームスが誇る長寿シリーズ
「スーパーロボット大戦」は来年2011年で20周年を迎えます。
僕が最も好きなゲームというよりも、もはや好きを超えた血肉と言っていい。
好きなゲームシリーズは他にもあるものの、休止期間をおかずに現在まで
付き合い続けているのはこのシリーズだけであります。
このシリーズは基本的には、味方軍を操作して敵軍を倒していき、
その戦闘を行うミッションパートと、物語を語るシナリオパートで形成されます。
普通のゲームでは全て設定はゲームオリジナルのものになるところを、
味方軍・敵軍ともに実在のロボットアニメを用いて、つまりは、
ガンダムを操作してザクを倒す、というアニメの世界に倣うことを繰り返す。
そして、物語面もガンダムの話、マジンガーZの話、ゲッターロボの話等々を
巧みに融合させて1つの物語を綴っていき新しい物語を作りあげます。
完全にイコールではないものの、それは能動的に観賞するアニメに対して、
積極的に操作していくゲームの特性を加えることで、
自分が操縦しているとまではいきませんが、追体験する様な特殊な感覚を味わう。
さらに、戦闘時には「空にそびえる鉄の城〜♪」と歌うことができる、
主題歌をアレンジしたBGMが使用されることが定番であるため、
人によっては(僕もですが)歌いながらプレイするという、
実に奇妙なな高揚感覚が伴うことは否めません。
そんな魅力にやられてはや幾歳月。
最初に僕が手に取ったのはSFCで発売された「第3次スーパーロボット大戦」。
発売は1993年7月23日となっていますが、僕が買ったのはその年の12月頃。
当時、僕は高校受験を控えた中学の3年生だったでしょうか。
映画にも目覚めていない、漫画とアニメは好きでもオタク世界も知らない、
ただ少しのゲームと絵を描くことと、プラモを作ることが好きな、
ごくごく普通の(当時を知る人からは否定されるでしょうが)少年でした。
きっかけは当時存在していたゲーム雑誌「電撃スーパーファミコン」で
掲載されていた攻略記事を読んで買いたくなったため。
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