本日は係りつけの病院に行き、先週は一週間しかもらえなかった
腎臓の薬の残りの分を処方してもらえました。
帰路で通りかかった、お好み焼き「田よし」の前で店頭販売していた
焼きたてのお好み焼きを買って昼食にし、
立ち寄った生協では、卵とトイレットペーパーを買えることに。
生協には、いわし缶などの缶詰やパンが少しづつ並んできており、
全くなかったときから、徐々に数は揃いつつある様に見えるものの、
"あるものはやたらある、無いものは全然無い"状態にシフト。
そんななか、近隣で枯渇状態になっているペットフードを買い、
隣家のアイドル犬にお土産としました。
完全な嗜好品はいまは不要ですが、卵や牛乳など栄養的に重要なものが無いことは
買うこと並ぶことが、生きるために要する状態ということかと思います。
さて、それは生きるために必要なのものなのか。
趣味に生きる人間にとって人生で何度か通過しなければならない問いかけ。
何を"生きる"と定義するかによって異なってきますが、
映画もまたその問いかけから逃れられないもののひとつです。
震災後の宮城県内の映画事情を調べますと。
仙台市の中心よりやや外れかけた木町通にあるフォーラム仙台は、
3月14日にやはり気になって僕も前の通りから見ていましたが、
直後は建物は無事だったものの、中の様子はやはり被害があった様でした。
先日はチャリティー上映が行われ、営業を再開。
現在のところは午前から夕方までの上映のみ。
レイトショーを行うには劇場スタッフと観客の皆様の安全を考慮すれば、
そのときではないということでしょう。
目下のところ、唯一の映画上映館ということになる様です。
フォーラム仙台の姉妹館で仙台駅東口にある映画館チネ・ラヴィータは、
入居するビル、BiViそのものが現在立ち入り禁止となっています。
仙台駅から西に続く歴史あるアーケード街・名掛丁にある、
仙台市内で最も老舗…というより他の映画館が閉館して、
チネを除けば仙台中心部映画館の最後の砦となっている
桜井薬局セントラルホールも現在営業中止です。
宮城県内のシネコンは、MOVIX利府・MOVIX仙台、
仙台コロナワールド、泉コロナワールド、
109シネマズ富谷、新石巻ワーナー・マイカル・シネマズ、
名取エアリ・ワーナー・マイカル・シネマズ、
シネマリオーネ古川、シアターフォルテ大河原、
以上、全て営業中止。
これらは設備点検と防災安全上の問題がクリアされるまでと、
また自粛の意味もあるのでしょう。
なお、TUTAYAやGEOも店内が滅茶苦茶になった、
スタッフが確保できない等々の理由からか、
(無論、自粛の意味もあろうかと思います。)
僕が利用する店舗の9割ほどが営業休止再開未定という状態。
と、いう映画壊滅的状態ですが、僕が一番気がかりだったのは、
甚大な被害を被った石巻市にある、歴史ある映画館「岡田劇場」のことです。
岡田劇場がある場所は津波が押寄せた石巻湾から注ぐ旧北上川を北上した、
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